100円のコーラを1000円で売る方法/永井 孝尚

おススメ度:★★★★☆

No.1◆ピックアップ◆
顧客満足は、"顧客が感じた価値"から"事前期待値"を引き算したもの


「顧客中心主義」の考え方が一新しました。
「顧客中心」というと、「まずは、お客様の要望を全部聞いて・・・・」からはじまる感じですが、この書籍が発する「顧客中心」とは「お客様の言いなりになっちゃダメ」です。(もう少し説明を加えると「顧客の言いなりになるのではなく、顧客の課題に対して、自社ならではの価値を提供する」となる訳ですが。)

自分が顧客の立場の時って自分がどうしたいのかも実は良く分かってない事が多いと思いませんか?特に最近の複雑化した社会では単純に物事が解決しないし、解決の方法も沢山あるし。「これ、欲しいんです」って答えが「はい、どうぞ」だけじゃ不安だったりするんですよね。心の中では、(○○がしたいからこれが欲しいんだけど、もっと良い解決方法とか商品ってあるのかしら?)って思っている気がします。そんな、顧客の心の中をケアするのが真の「顧客中心主義」だと本書は語る。

そして、この真の「顧客中心主義」のマーケティングは、久美さん与田さんを筆頭にした強烈なキャラクターから成るストーリーを通じて、私達に届けられるのです。キャラクター設定が中々秀逸で面白ろかったです。

100円のコーラを1000円で売る方法
中経出版
永井 孝尚


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◆著者紹介◆
永井 孝尚さん
1962年1月1日、神奈川県生まれ。
1984年慶應義塾大学工学部計測工学科卒業。同年、日本アイ・ビー・エム株式会社入社。
2002年、多摩大学大学院経営情報学研究科修了。
ソフトウェア製品のプランナー、プリセールス、開発マネージャーなどを担当した後、1998年よりeビジネスソリューションなどのマーケティングマネージャーを担当。現在、同社ソフトウェア事業部にて、マーケィングマネージャーとして、ソフトウェア事業戦略を担当。同社の若手営業担当者に対するマーケティング戦略の研修講師も担当している。

◆目次◆
1 アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したのか?
2 「お客さんの言いなりの商品」は売れない?
3 顧客の要望に100%応えても0点
4 値引きの作法
5 キシリトールガムがヒットした理由
6 スキンケア商品を売り込まないエステサロン
7 商品を自社で売る必要はない
8 100円のコーラを1000円で売る方法
9 なぜ省エネルックは失敗してクールビズは成功したのか
10 新商品は必ず売れない?

◆ピックアップ◆
1 アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したのか? より
・自社の事業を"化粧品の製造販売"と考えるのは製品思考の考え方です。一方で、"ライフスタイルと自己表現、そして夢を売ること"と考えるのが市場志向、つまり顧客中心の考え方です。

3 顧客の要望に100%応えても0点 より
・顧客満足は簡単な式で表現できます。顧客満足は、"顧客が感じた価値"から"事前期待値"を引き算したものです

5 キシリトールガムがヒットした理由 より
・際限のない価格競争に突入して、買い叩かれ、利益がどんどん少なくなる

8 100円のコーラを1000円で売る方法 より
・世の中のほとんどの企業は本来、価格勝負をしてはいけない

◆後記◆
庭の片隅に「プチトマト」「トウモロコシ」「きゅうり」の苗を植えてみました。
ここ数日の強風にも何とか耐えてくれています。
日差しもすっかり温かくなり、蚊も出始めて、すっかり初夏の風貌へと変化しつつある事を肌で感じます。
「初夏の日差しを肌で感じる・・」・・・・・・・はっポワンとしてる場合じゃありません。アラサー女子の肌に、紫外線たっぷりの初夏の日差しは天敵です!日焼け対策を本格化しなければ。。。
しかし、そんな中、早速、電車に日傘を置き忘れてしまった、ダメダメアラサー女子でした

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